種類 オーバードライブ、ブースター、ファズ(ギター用)
アダプター 9Vセンターマイナス
電池駆動 9V電池
コントロール GAIN A / TONE A / MASTER / MIX
GAIN B / TONE B / モードスイッチA / モードスイッチB
STACKスイッチ / DIPスイッチ×16

チェイスブリスオーディオ ブラザーズ
「 Brothers 」

“ ブースト、ドライブ、ファズを自由な組み合わせで。”

Chase Bliss Audio Brothersは、ハイクオリティなオーバードライブペダルやギターアンプを制作するResonant Electronicと共同で開発された、Chase Bliss Audio初の歪み系エフェクトペダルです。
コンパクトペダルの中に独立したJFETベースとICベースの歪み回路を備え、それぞれをブースト、ドライブ、ファズとして使用可能。6種類の歪み/ブーストエフェクトが収録されています。
これらを個別に使用することはもちろん、2つの歪み回路を同時に使用することも可能。接続順を入れ替えたり、パラレルミックスも行えます。
6種類の歪み + 3種類の歪み×3種類の歪み×2種類の接続順 + パラレルミックス(3種類の歪み×3種類の歪み)により、33種類のエフェクトスタイルを選択することができます。

Brothersの歪み回路、およびギターのシグナルラインは全てアナログ回路です。ノブとスイッチの制御はデジタルプロセッサーにより集中管理されています。
デジタルの力を借りたエフェクトの制御が、従来のアナログエフェクターではあり得なかった、全く新しい操作感とサウンドを実現します。


●コントロール
MASTER:使用しているチャンネルにかかわらず、全体の出力音量を調整します。

GAIN A:Aチャンネルのゲインを調整します。選択するエフェクトタイプ(Boost/Drive/Fuzz)により、それぞれのエフェクトタイプのスウィートスポットに合わせたカーブで調整することができます。

TONE A:Aチャンネルのトーンスタックを調整します。選択するエフェクトタイプ(Boost/Drive/Fuzz)により、それぞれのエフェクトタイプに合わせ、最も音楽的で使いやすくなるカーブで調整することができます。音色全体の透明度をコントロールするようなトーンスタックです。

GAIN B:Bチャンネルのゲインを調整します。選択するエフェクトタイプ(Boost/Drive/Fuzz)により、それぞれのエフェクトタイプのスウィートスポットに合わせたカーブで調整することができます。

TONE B:Bチャンネルのトーンスタックを調整します。選択するエフェクトタイプ(Boost/Drive/Fuzz)により、それぞれのエフェクトタイプに合わせ、最も音楽的で使いやすくなるカーブで調整することができます。ミッドレンジを主にコントロールするようなトーンスタックです。

MIX/STACK:このノブは、AとBの両方のチャンネルがONの時にのみ使用します。PARA / A >> B / B >> Aスイッチの設定により、2種類の動きをします。PARAモードの時、このノブはAチャンネルとBチャンネルのパラレルミックスバランスを調整します。反時計回りでAチャンネル、時計回りでBチャンネルの割合が高くなり、それぞれ両端まで回すと100%となります。ノブを12時の位置に設定すれば50:50でミックスされます。
A >> B / B >> Aのモードの時、それぞれAチャンネルからBチャンネル、およびBチャンネルからAチャンネルへの直列接続となります。この時、このノブはSTACKコントロールとなり、AチャンネルとBチャンネルの音量バランスを調整します。例えば、前段のチャンネルがどの程度後段のチャンネルをプッシュするか、という調整が可能です。

PARA / A >> B / B >> Aスイッチ:AチャンネルとBチャンネルのルーティングを設定します。PARAのモードではパラレルミックスとなり、A >> BモードではAチャンネルからBチャンネル、B >> AモードではBチャンネルからAチャンネルの直列接続となります。

BOOST / DRIVE / FUZZスイッチ:Aチャンネル、およびBチャンネルそれぞれエフェクトタイプを設定します。Aチャンネルの回路はResonant Electronicと共同で開発され、Bチャンネルの回路はChase Bliss Audioオリジナル回路です。

A、Bフットスイッチ:各チャンネルのON/OFFを切替えます。DIPスイッチで、モメンタリースイッチ(踏んでいる間だけエフェクトON、またはエフェクトOFF)とすることができます。
Brothersはリレー回路を用いたノイズレスなバイパススイッチングです。トゥルーバイパスとバッファードバイパスはDIPスイッチで選択できます。

手前のトグルスイッチ:プリセット選択スイッチです。右ポジションと左ポジションで、それぞれ1つずつプリセットを呼び出します。中央ではマニュアル設定となります。
プリセットできる設定は、各ノブの位置、トグルスイッチ、DIPスイッチです。プリセットの保存には、右ポジションのプリセットの場合は右側のフットスイッチを、左ポジションの場合は左側のフットスイッチを3秒間長押しし、その後両方のフットスイッチを3秒間長押しすることで可能です。
プリセット選択中にノブを動かす等、パラメータの変更を行うと、LEDが暗くなり、プリセットの状態から何らかの変更が行われたことを示します。それはまだ保存されていません。もしその変更を保存したい場合、再度プリセット保存のプロセスを行います。


●入出力端子
IN:インプットジャックです。楽器からのケーブルを接続します。

OUT:アウトプット・ジャックです。アンプへのケーブルを接続します。

EXP/CV:エクスプレッションペダル端子です。ステレオジャックです。エクスプレッションペダルにアサインされるコントロールはDIPスイッチで設定できます。
世界中の多くのエクスプレッションペダルを接続し、使用可能です。Chase Bliss AudioではMission Engineeringのエクスプレッションペダルを主に使用してチェックを行っています。EP-1またはEP-25kを推奨します。
また、Brothersでは0~5VのCV(コントロールボルテージ)も接続可能です。この時、Ring側がフローティングとしてください。

EXT/MIDI:外部フットスイッチを接続します。ここにフットスイッチを接続することで、Aチャンネルのアクティブ/バイパスを切り替えることができます。接続するスイッチはノーマリーオープンのモメンタリースイッチです。Chase Bliss Audio Midiboxを用いてMIDIシグナルを受信することもできます。MIDIについての詳細は後述します。


●電源・その他
BrothersのCurrent Drawは最大60mAです。駆動にはセンターマイナス、2.1mmの標準的な9Vアダプターを使用します。また、標準的な9V電池を使用して駆動させることもできます。
インプットインピーダンスは1MΩ、アウトプットインピーダンスは10kΩ未満です。

Chase Bliss Audio

Chase Bliss Audioは、アメリカ、ミネソタ州ミネアポリスにてプロダクトを設計、制作しています。特に、オーディオシグナルが通過する部分はトップグレードのコンポーネンツを用いて作られています。筐体へのスルーホールやアセンブリは全て手作業で行われます。

Chase Bliss Audioの目標は、オリジナルでクリエイティブなアナログデザインとデジタルコントロールを組み合わせ、全く新しい世界を作ることです。Chase Bliss Audioのプロダクトは、少し個性的かもしれません。普通のストンプボックスでは満足できないプレイヤーに、そしてこだわり高きプレイヤーのために作られています。
そのために、あえてコストがかかると分かりながらもUSAにてハンドメイドを貫いています。
また、オーディオシグナルは完全にアナログのままであることを求めながら、同時に幅広く、しかも細かなパラメータ調整を必要とする、ある種クレイジーなプレイヤーのため、Chase Bliss Audioはデジタルコントロールを組み合わせました。

・Chase Bliss Audioの歴史(ショートストーリー)
「これはどうなっているの?」2003年、私は紫色のストラトキャスターをチープなペダルとアンプにつないでかき鳴らしながら、その言葉がずっと頭のなかを回っていました。当時、私は機材の仕組みなどについては何も知りませんでした。
その答えを探すために大学に行き、電気工学を専攻し、特にオーディオアプリケーションについて学びました。

2007年、私の弟のChase Korteが、飲酒による無謀運転のドライバーの犠牲になりました。それを忘れようとするように、私はがむしゃらに働きました。Chaseの人生の哲学はジョセフ・キャンベルの「Follow Your Bliss」という言葉で形作られていました。私は4年間、とある有名なブティックギターエフェクトブランドで働き、エフェクターについて多くのことを学びました。
2013年、私は独立しました。会社の名前は弟のChaseと、彼の人生を忘れないよう、Chase Bliss Audioと名付けることに決めました。

Joel Korte

Chase Bliss Brothers Audio-エフェクター